手術を反対されているFTMの僕と親との関係について (パート2 術後の変化)

こんにちは、颯です。

パート1で手術前の状況について書きましたが、

術後の親との関係について書きたいと思います。

まず、僕の親が手術に反対していた理由は何か?

振り返って考えると、自分自身の弱さだと思いました。

僕の場合は、これまでの人生で何かを最後まで成し遂げたことがない

とても弱い人間でした。

何でも壁にぶつかったり、嫌な事があると逃げてばかりで、

中途半端に物事を諦めていました。

そのため、仕事も長く続かなかったり、

転々と職を変えていました。

生活は、自分で稼いでやりくりしていましたが、

やはり親の立場から考えると、先々の事が不安、心配でたまらなかったのだと思います。。。

それに加えて、

手術をして身体がどうなるか分からない不安、

男であるはずがないという認めたくない思い、

周りの目を気にする世間体

などが理由だったと思います。

もし自分に子どもがいたら、やりたいなら反対はしませんが、

やはり手放しでは喜べないし、とても心配すると思います。

手術してどうなるか?

こればかりはやってみないと分からないですからね。。。

おそらく、自分一人だったら、

またいつもの弱虫が出てきて中途半端に治療を進め、

手術はしなかったと思います。

怖さの方が勝り、

またいつものように逃げていたと思います。

僕はもう家族との縁が切れても仕方ない、

もう中途半端な人生は辞めようと悩み抜いたあげく覚悟を決めました

また、親の同意を得るのを待っていたら、

いつまでたっても人生は前に進まない。

と思いました。

手術ギリギリまで親から反対するメールが来ていました。

申し訳ないという気持ちもありましたが、

その後の行き方を示していけば、

いつかきっと理解してくれる日が来ると信じていました。

術後は、「もう顔を見せなくていい」と言われ、

しばらくは家へ帰れませんでした。

自分で勝手に戸籍変更まで進めていきました。

そして、男性として就職し、

今の仕事ぶりを見て親は安心したようで、

あえて性別や手術の話はしませんが、

徐々に受け入れてくれるようになりました。

僕にとっては、

親からの精神的自立、経済的自立

がしっかりできた事で、関係が良くなりました。

できるものならもう手術はしたくないと思いますが、

同時に一つの壁を乗り越える“強さ”を手に入れる事ができました。

親からの反対されている理由は人それぞれでしょうが、

僕の話が少しでもお役に立てれば幸いです。

家族との関係に悩まれている方のなんらかの励みになればと思います。





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